名古屋で家族で行ったお店です。 我が家の愛犬、黒シバのくろとお散歩中に
 家の近所で新しい、フレンチのお店を発見。
たまごんの実家は名古屋市内、 千種区との端境地の昭和区にあります。 まん前が母校である小学校、 山崎川という桜がたくさんある川のほとりで 春は大変景色のよい環境でした。 夏は、蚊が大変多い・・・
うーん、この場所は何件か店が変わっているんだよなあ。。。 イタリアン、炭焼きフレンチ、そしてなぜか、カレースープのお店。 向かいは名古屋でなぜか御三家といわれる、某女子高の前だし、 住宅街とはいえ、決して悪い場所ではないんだけどなあ。。。
で、メニューを見ると・・・ な、なんと・・・ 9,000円のコースのみ、しかも完全予約制 場所がいいからといって、東京のど真ん中でもあるまいし、 マ、マジで~ ん、でも・・・ 蝦夷鹿、マルカッサン、鳩・・・ なかなかにソソラレル素材が。。
父が思い切ってドアノック、 「あの~、いつオープンされたんですかあ?」 いかにもフレンチのシェフらしい店主の方が 「1ヶ月前なんですよ、今は試行しながらの営業です 融通利かせますんで、何でもご相談ください。」 って、すごーいい、感じがよかったんですわ。
愛犬の散歩終了後、 家から再度TELにてネゴ、 量が多いんで、特別に7,500円のコースを予約、 現金しか使えないってことで、父コンビニへ走る
で、始まりました。 我が家の特別ディナーです。 まず迎えてくださった、若くて美人のマダム。 すごい感じがよい 期待が高まります。
 席には紙ナプキンと、紙おしぼり・・・・ こ、この内装と雰囲気、そしてこのお値段で・・・ ちと不安がよぎる。。。
まずは、ファーストドリンク。当然 たまごんのビール好きは遺伝子の問題。 家族で のはずが、置いていないとのこと・・・。 さすが正当派フレンチ・・・ では、泡ということで と、思いきや、売り切れ だ、大丈夫かあ~ で、気を取り直して、フランスアルザス地方、 トリンバックのゲベルツトラミネールを注文。 5,000円となかなかお手軽なお値段す。
ゲベルツトラミネールは、とってもいいにくい名前ですが、 言語的にはドイツ語ですね。 寒い地方で作られていて、ドイツやフランスのアルザス地方、 北イタリア、フリウリ・ディ・ヴェネチア州などが有名です。 たまごんの暮らしていたニュージーランド、ホークスベイでも美味しいワインが出来ます。 ライチやバラの蕾のような香りが印象的で、 辛口も甘口もありますが、概して女性に受けがよいのと、 (男性必見ですぞ!) 有名どころではフォアグラ、 たまごんセレクトでは、生の魚介類と相性がいいです。
 アミューズはオマール海老のコンソメジュレとチーズの効いたミニパイ。 続いて、緑茶をまとったホタテのソテーと葡萄の低温ロティ。 ホタテはめちゃ新鮮で、甘いのが印象的。 そいで、この付け合せの葡萄がすごい!! 72時間、ずーっと、ひたすら、低温で火を通すやり方だそう。 すごい美味しい。
 栗のポタージュはカプチーノ仕立てです。 そーいや、栗は今年出来がいいんですよね。 たまごんも自分で作りました。 (もちろん、味は雲泥の差じゃ・・・) 鱸のポワレ、黒米と百合根のピュレ うに添え この雲丹の下に見える、黒いやつが黒米のピュレ、 百合根がねっとりさと相まって、こっちのほうがうみゃ~

 グレープフルーツの氷菓子は長ーいスプーンがオシャレでした。 メインは父母たまごんと3種類別々のを注文。 北海道の蝦夷鹿、カナダ産マルカッサン(仔猪)、オーストラリア産の子羊。 蝦夷鹿はなにわフレンチびぎんのマスターの完勝ですね 仔猪、マルカッサンはオレンジの風味がすばらしい あと、父が激感 トリュフです。 ホテルなんかでよく、小さーいのが ジェリービーンズみたいに、何かのパテに入っていて 味も素っ気もないのが多い。 色も気味悪ーく、黒く光っている。 ところがこれは違う!! 香りも芳しく、しっかりとした触感。 ちゃんとハーモニーになっているではありませんか。 やっぱ、ほんもん食べないとだめっすね。
赤ワインは写真撮り忘れましたが・・・ ルイ・ラトゥールのムーラン・ナ・ヴァン。 ボジョレーの村物の中でも一番しっかりしているんですが、 お値段はそんなに高くないんです。6,500円でした。
 で、このお店のシンボリステッィクなのが、 メインの後に、きのこのリゾットがでます。 これがうみゃ~ 量は少ないですが、5種類ものきのこ、 しかもフランスのジロールやセップ茸も入っているではありませんか すごいフォンの味が沁みていて、ワインにばっちりですわ。
エスプレッソの氷菓子も口さっぱりします。
 続いてのデセールが生タイプのガトーショコラ、ホワイトチョコのケーキ、 ピスタチオのビスキュイ。 甘いものより、お酒のたまごんがしっかり食べてしまった・・・ すごいんです、しっとりどっしり、でもしつこくないんです。 ピスタチオのビスキュイも心惹かれる味わい。
思わず・・・カルバドスを追加注文してしまいました。 最後のエスプレッソもカップが凝っていて、 やっぱ、気分が高揚しましたよ。
 こんな個人個人向けのメニューも印刷してくださるんです。
こちらのシェ小杉、素材のこだわりがすごい!! メインの肉や魚は言うまでもなく、 付け合せのほうが異彩を放っています。 マイクロトマトとか、百合根とか、手間がかかっているのも秀逸。 お値段異常の価値はあります。
名古屋市千種区丘上2丁目34-4-1F シェ 小杉 052-784-6084
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
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